月刊OLN2020年4月号

しのさん着物

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

コロナウイルスの猛威は日に日に増してニュースもそのことばかり。
ここ数日は天気も今一つだし、気分もなかなか上がらないですよね。
オリンピックの中止が決まったおかげで国も東京も
ようやく本格的な対策に乗り出しはじめたようです。
なんかすごく後手ですけどね。

「かつてない」「思い切った」対策をすると言っていた総理からの発表は布マスク2枚。
それもひとつの住所につき…。
昨日は4月1日、エイプリルフール。
そういうこと?
日本中からツッコミの声が聞こえてきました。

そんな近頃ですが、みなさんにほっこりしてもらえるニュースがあります!
地元のラジオ局FMぐんまさんからしのさんが取材を受けました。
番組タイトルは「グンマドンナ」。
群馬とマドンナ。
ローカル番組にはダジャレはマストです。
分かりやすさと親しみやすさ。
ローカルはこうでなくちゃ!
群馬県で活躍する女性を紹介する、という番組です。
3月25日、4月1日の2回に渡ってしのさんのインタビューを放送してくれました。

グンマドンナ 取材の市川さんとしのさん。
グンマドンナ認定証をいただきました!
お隣はインタビュー取材に来ていただいた市川まどかさん。
“月刊OLN2020年4月号” の続きを読む

月刊OLN 2020年3月号

オルンショップ入り口の葉桜。

みなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?

日々状況が深刻になっていくコロナウィルスの流行は人口密度の少ないこの町にも影響が出てきました。当初は「満員電車とは無縁の生活で良かった」と思っていましたが、桐生にもトイレットペーパー買いだめ族が現れるし、長男の通う小学校でも休校が決まりました。長男くん、大変よろこんでおります。

「KOUGEI NOW 2020 Kyoto Crafts Exhibition “DIALOGUE”」

そんななか、京都での展示会「ダイアローグ」に行ってきました。
関東ではあまり聞き馴染みのない展示会かもしれませんが特徴はこんな感じです。
・京都を中心に伝統工芸系のプロダクトが中心。
・広いワンフロアの会場ではなく、カンラホテルという洗練された和モダンの客室がそれぞれのブースになっている。
・初日~2日目の17時までは招待客やバイヤーのための商談会。
・2日目の17時~20時と3日目の終日がマーケットデイといって一般の消費者が1000円の入場券(そのうち500円はお買物券)を払えばだれでも会場に入ってお買い物をすることができる。
※ところが今回はコロナの影響でバイヤーズデイのみに短縮!

“月刊OLN 2020年3月号” の続きを読む

月刊OLN 2020年2月号

みなさんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
四方を山に囲まれたここ桐生市は例年どおり風の音がビューーウーー!っと鳴り響いてます。
(寒さがいちばん厳しい時期にしては、やっぱり暖冬感がありますけど。)

このあたりではからっ風といいますが、 冬の強い風特有の、ぼくはあの音が好きではありません。
なんだか心細くなります。子供の頃からそう思ってます。
体の芯というか、心の芯が冷えて干からびていくような。

しかし、同時に日が伸びたことを感じられるのもこの季節で。
夕方仕事が終わるころ、「あれ?まだ空が少し明るい」って思うあの感じが好きです。つい最近までこの時間はもう真っ暗だったのに、っていう。
まだまだ冬の真っ最中だけど、あと少しの我慢したらもう春だぞ!っていう希望を抱くあの感じです。

「春を待つよろこび」をはっきり意識できるようになったのは桐生に帰ってきてからです。
なにがあってもなくっても、とりあえず春は来るんです。
その当たり前がどれだけありがたいことか。
そして桜が咲いたらお酒を飲んで明るい陽射しをのんきに楽しみます。
桜がなくてもお酒は一年中たのしいですけどね。
もちろん。

さて、話かわって明日は第1土曜日なのでオルンショップのオープン日です。
今回はワークショップをやってみようかと思います。
「小さな織物アクセサリー作り」です。

昨年の3月に銀座伊東屋さんのイベント会場で初挑戦した小さな織物ワークショップでしたが、 その時は太番手のコットンやウールやアクリルなどを素材にしてコースター作りをやりました。
ふつうの平織りではつまらないのでは?と考え、桐生らしく紋織りにも挑戦できるコースも用意しました。
いろんな方々に参加していただいた結果、難しいことをやるよりもシンプルに「織る」ことに集中できれば楽しいと知ったのは大発見でした。

あれから少しずつ進化を続けて(試行錯誤とも言います)、ついに昨年末のギャラリーアイズさんでオルンのワークショップで一つの完成形にたどり着きました。

それが「小さな織物アクセサリー作り」です。

uendaiの狩野典子ちゃんに作ってもらったオリジナルの織り機。
ピアノが弾ける方、弾いてください!※細かい調律は気にしない。
試行錯誤の途中のモノもふくめて、こんな感じのモノが出来上がります。
いびつになっても、それも可愛いものです。

幅3㎝×長さ10㎝くらいの織物を絹糸で織って、それをキーホルダーやブローチピンにします。
色の並べ方によって作る人のオリジナルの作品が生み出されます。
そしてこのワークショップのいいところは不器用な人でもそれなりのものになるところです。
これはホントです。
作った本人さんが言っていましたから。ね。

タテ糸を張ったり、はじめの玉止めとか、そういう面倒な部分は僕がやっておきます。

小学生くらいなら子供でも大丈夫です。
むしろ「やってみたい」と思った子供はみんなできます。
親御さんが心配するような子も意外とできます。
子供たちの集中力は見ていて感動することが多いです。

場所はオルンショップの前の小部屋です。
(大昔、従業員さんのために食事を作っていた場所らしいです。)
普段は麻ふきんとか、洗いにかけたストールとかを干してるトコです。
どんな感じになるのか楽しみです。
誰も来ないと寂しいのでだれか参加してみてください。(笑)

費用は1500円です。
時間は1時間から2時間。
おしゃべりしながらだったり、いろいろ迷ったたりで、できあがる時間は人によってちがいます。

左手ののれんの奥のガラスの引き戸がショップ入り口。
で、正面に見えるなぞの小部屋でワークショップします。

いつもは平日しかオープンしていないので、週末しかお越しいただけない方はぜひこのタイミングで。

dialogueはポスターが素敵でした。好きな感じです。

それと2月の26日~29日は京都府が主催する工芸の展示販売会イベント、「KOUGEI NOW 2020 Kyoto Crafts Exhibition “DIALOGUE”」に参加してきます。
京都の工芸作家さんがメインの展示会ですがOLNはkanto11のメンバーとしての出展です。
(関東11都県から一人ずつ選出されて 勉強会を重ねてきたグループです。)
ホテルカンラ京都というモダンな雰囲気の京都のホテルを使った珍しい趣向の展示会です。
各部屋がそれぞれのブースになっていて、来場者は一部屋ずつ見て回るらしいです。

今回のkanto11からの参加メンバーは3名。
山梨代表・詫間宝石彫刻の詫間さん、千葉県代表・つまみかんざし彩野の藤井彩野さんと群馬県代表・オルン井上です。
オルンは工芸という感じではないのですが、詫間さんと彩野さんの存在のおかげで参加できたみたいです。
(二人からは「手織り?」っていじられたのそのせいか?)

2日目の夕方からは一般の方も入場料(1000円)を払えば会場に入れるらしく、もし気に入った作品があれば直接購入できるそうです。
無料で入れる招待状もいただいてあるので当日来られそうな人がいたら連絡ください。プレゼントします。
京都府、予算あっていいな。

作り手と業者と消費者、工芸とそうでないもの。
それぞれの境界線はしっかりと残しつつも、
視界を遮る壁は取り払われて、行き来が自由な感じは今っぽいです。
守ってくれるものがなくなった代わりに、新しい挑戦や学びも自由です。
形骸化したルールや価値観はどんどん打ち砕かれて、そのおかげでそれぞれにとって一番大事なところは何なのかを考え抜く必要があります。
いいことだと思います。
たぶんそれはずっと続いていくんだと思います。

ちがごろ。
「桐生って面白いね」と市外、県外の方からよく言われます。
前なら社交辞令だと思って聞き流していました。
でも今はほんとうにそうだなって思います。。
ぼくもかつてのように「この街が好きで帰ってきた訳じゃない」と
遠くを眺めてへそを曲げていられるような雰囲気ではなくなりました。

昨日も「リップル洋品店さん行きましたよ。いい雰囲気ですね!」
ふふふさん、行ってみました。ボードゲームに熱くなりました!」とお客さんから聞きました。
ある日には、わびさびやさん、ごずごんさんで食事をしたあとウチに来てくれる方もいて。
Purvayers(パーベイヤーズ)さん、000(トリプルオー)さん、コンポジションさんにコルミオさん。桐生の街を彩るショップ、アパレル、飲食、いろんな作り手、お店が存在感をバンバンだしてます。
さらに最近は民泊の「鶴、舞う」さんだったり、liberty artsの小川みーくんが撮影スタジオを始めたり!
人口量に比べて話題の量が、多すぎる!
(リンク張るの疲れた!)
濃いな、この街。

それがありがたいことなんだってことに気付きました。最近。

先日おとなりの足利市の地場産業振興センターで台東区デザイナーズビレッジの村長さんこと鈴木淳さんの講演がありました。
(この講演があることをSNSで教えてくれたのも「上毛かるたせんべい」でおなじみのコピーライター星野さん。)
そこでものづくりブランドのブランディングについてのお話しの中で、
「デザビレにいると、SNSでの情報発信は仕事として毎日やって当たり前という空気があります。」
という旨をおっしゃっていました。
デザビレって刺激と向上心と学びの強い環境なんだなと改めて知る一方、けっこう桐生の街も同じようだな、とも思いました。

街全体でデザビレというか。
他の土地と比較したわけではないですけど。

もしかしたら今、どこでもそうなんですかね。

「どこでも」ではない気がします。

この街にはいわゆる伝統を守る大御所が大勢います。
世代的には60~70くらいの。そしてその下の世代の若い大御所も。
ちゃんとそういう存在がありつつも、今は景気が悪くなったおげでいろんなところに空きができてきて。
サッカーでいうところのスペース、が。
そこには20代の若者からかつての若者までがみんな対等な感じで競い合って、励ましあって。

あ、もしかしたらスペースが空いたように見えたのはこの街の状況ではなくて、インターネットの発達で日本中がひとつの地域にとらえることができるからなのかもしれません。

んー、やっぱりよくわからないです。(笑)

単純にぼくが経験を重ねてきたからそう思えるのか?
オルンをはじめて独自の動きをしたから景色が違って見えるのか?

ただ、身近なところから、リアルに感じている存在から刺激を受けたり学んだりできるっていうのは貴重なことなんだなっていうのははっきり分かります。

突然ですが、ここでひとつ宣言します。

「わたし、鬼になります。」

ついにその覚悟ができました。
いままで「ぼくにはそういうのムリ」と思っていたのですが、鬼、やらせていただきます。
節分の日。
長女の通う保育園で。

その保育園(かつて自分も通った)では毎年保護者が鬼に扮装して何かをしているらしいです。
しかもそれが親だとはバレないように、きちんと。
その前準備としてすでにいろんな伏線を仕込んでいるそうです。先生が。

水たまりができた場所に鬼の足跡があったり、
歩いて行ける近さにある山には鬼が住んでいるという話をかれこれ何年もかけて伝えてきたり。
おかげで長女は鬼とか獅子舞とか、赤いああゆうキャラを見るとすごく怯えて泣きます。
それはもう一発で。

なので節分の豆まきの日は休みたいなどと言ってくれてます。
え?来てよ。

ぼくも子供のころ非常に弱虫だったのでよく分かります。
人見知りは昔からだし、人前にでて何かやるとかとんでもなく恥ずかしいタイプでした。

しかも大人になってから(織物の仕事にのめり込んだ頃から)少し性格がこじれてしまいまして、人付き合いが苦手になってしまいました。

しかし、昨年くらいから少し回復基調にありまして、その成果といいますか、
保育園の夏祭りの「お父さん太鼓」にはじめて参加することができました。
※岐阜県の中山太鼓をベースにしています。
知らないお父さんたちと一緒に、しかも人前で披露するという二重苦があったのでずっと避けてきたのですが、太鼓を叩いてみたいという衝動を抑えきれず長女が卒園してしまう前のラストチャンスの昨年夏、はじめてチャレンジしてみました。

黒Tシャツがお父さん軍団。正面で背中を向けてるのがぼくです。
ここの保育園の基本ルールは裸足。冬場じゃなければ外でも。
それと、音楽はCDとか使わずに人間が太鼓を叩くかピアノを弾くか、笛を吹くのもルール。
子供のことをすべての中心に考えてくれている、のどかな保育園。

周りのパパはほとんどがすごく若くて驚きましたけど。
ほんとうに楽しかったです。
ちょっと部活っぽかったです。

そして鬼の依頼が来た今回、ちょっとだけ考えたけどすぐにやるって決めました。
少しずつこじれてた性格が、からまってた性格がほどけてきてる気がします。

だからさ、お父さん頑張って鬼やるから、君も頑張って保育園休まずに行って、鬼に豆を投げてくれよ!
がんばろうぜ!
おたがいに!

1月に参加したyukata show case。
トリエの寺本さんはじめ、出展者のみなさま、来場してくれたバイヤー、プレスの皆さまお世話になりました。
その初日の夜、参加者で集まって決起集会が行われました。
隣の席にはルミロックの柴埼ルミさん。
ぼくが「性格がこじれちゃってるみたいなんですけど、大丈夫ですか?」みたいなことを言ったらこう返してくれました。
「こじれてない人には人は集まらないよ。だから大丈夫。」(←いい意味ですよね?)
え?そうなんですか!
そういうもんなんですか!

そういうなぐさめ、助かります。
その言葉、信じて生きていきます。

そんなわけで仕事の話よりも鬼とか春とかの話の方がスラスラ書けた月刊OLN2月号でした。
まだまだ厳しい寒さは続きます。
最後まで読んで頂いたみなさま、くれぐれもご自愛くださいませ。

それではよい2月をお過ごしください!
では。

月刊OLN 2020年1月号

新年あけましておめでとうございます。

OLNshopは本日1/4よりゆるやかに動きはじめます!

いつも散歩している桐生川の土手から、初日の出。見事。
この年末年始、天気はいいし、暖かいですよね。

みなさんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?
今年の井上家は寝正月というか笑い正月というか、 録画した年末年始のお笑い番組をひたすら観て笑ってます。

楽しみにしていた昨年末の「M-1」、年明けすぐの「おもしろ荘」の録画がなんと失敗(!)という悲しい現実にもへこたれず、 ひたすら漫才、コント、トークショーをダラダラと見続けています。
その中でも2020年、現在の個人的1位の大笑いは「東西ネタ合戦」で観た チョコレートプラネットによるクイズ番組のコント!
衝撃的なおもしろさで、久しぶりに笑いすぎて体が痛くなりました。
(でも痛くなったのは「腹」ではなく、なぜか「腕の付け根の前の部分」という不思議。)
今や売れっ子芸人であるチョコプラのお二人。
相当忙しいはずなのに、よくぞ新ネタを生み出せるもんだなあと驚きます。
( 新しい感覚でありながら爆笑できるというのが素晴らしい。)
本当に信じられない仕事の濃度です。
すでに3回観ましたが、いまだに思い出すだけで笑いがこみ上げてきます。
幸せです。

そんな気分のなか本日1月4日よりOLN shopはスタートしました。
工場での作業は1月6日から始動します。

“月刊OLN 2020年1月号” の続きを読む

月刊OLN 12月号

ブランケットストール

みなさんこんにちは!

先日 東京都現代美術館 で開かれている 「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 のレセプションパーティーにお邪魔してきました。なんて言うと ミナ ペルホネン にテキスタイルを作っているの?なんて思われそうですが、ちがいます。(笑)
ちょっとした縁があって備品を協力しているだけです。
でもそれだけでも個人的にはすごく嬉しくて。

“月刊OLN 12月号” の続きを読む

月刊OLN11月号

みなさんこんにちは!

アッという間に11月です。
桐生では10月のおわりから11月のはじまりにかけて「桐生ファッションウィーク」という街をあげてのイベント期間です。
OLNは今年も有鄰館のクラフトフェアに参加します。
今週末の3連休、ぜひ遊びにきてください!

ところで。

20年くらい昔のはなしです。
ムッシュ(かまやつひろし)がラジオで言ってました。
「もう歳だからムリだよって言ってるオジサンは若い時も同じこと言っててさ。歳なんかカンケ―ねえよ、って60過ぎても言ってるヤツは若い時からそうなんだよね。」
東京での一人暮らしの頃ラジオで聞いたインタビューです。

夢はあるけど焦っていた当時のぼくの心に響く言葉でした。
今でも覚えてるくらいに。

あの言葉を聞いてからぼくの中にルールができました。
「23歳になったら全員同じ。
若いから希望があるとか、まだ早いとか
歳をとったから偉いとか、もう遅いとか、そういうのはナシ!
年齢や立場で人を判断しない」
というものです。

おかげさまで生意気なヤツだと愛あるご指導を受けることもたまにありましたが、それ以上に多くの素敵な先輩たちに可愛がってもらってきました。
東京の職場では後輩たちにもなぜか慕われてました。
みんなひと癖もふた癖もあるような後輩でしたが。

今思えば本当にありがたいことです。

あれから20年くらい経ちまして、今月でワタクシ44歳になります。
え!?
けっこういい歳じゃん。
って最近気づきました。

まだ完全に43歳だった先月、きものサローネに参加してきました。
その翌週にはつくりべの会全国大会(in十日町)に。
いろんな土地のいろんな作り手と知り合いました。
まさに年齢、地域だけでなく、作っているものも、みなさんそれぞれ違います。
以前は「京都」とか 「西陣」 って聞くだけでビビッてしまいましたが、ここ最近、いろんな人たちと出会い、腹を割って話すことができて、心の許せる、理解しあえる人たちが少なからずいることがわかりました。

昔作ったルールが活躍してくれてます。
もっとも相手の方が「人を年齢や立場で判断しない」タイプの人だから通用してるとも言えるんですけどね。

ちなみに組合とかグループなどで行動するときは、人数が多かったり、考えがバラバラな人同士のグループだと相手は警戒するし、自分たちも個人の素直な意見を言いにくいので、本音の真剣なやりとりをするにはちょっと向いてないかな、とも思ってます。
そういう時、ぼくはできるだけ予定調和な流れにならないように、「本当に思っていること」「本当に知りたいこと」だけを伝えるように心がけています。

さて、前置きがだいぶ長くなりましたがイベント告知です。

11/2(土)、3(日)、4(月)は「有鄰館・ものづくり展 人・モノ・桐生」!

以前は商工会議所さんのもとでやっていましたが、今回から(だっけ?)すべてこのチームでの自前のミニクラフトフェアとなっています。
リーダーのうすいあきこ嬢( ラグジュアリータイツ「USUI AKIKO」 )の行動力のおかげで開催にこぎついてます。それとデザイン周りをやってくれている根本さん。本当にありがとうございます!
今回はノリーズコーヒーさんも一緒なので美味しい珈琲を飲みながら有鄰館を巡ってみてはいかがですか?


ぼくたちのいる醤油蔵のほかもレンガ蔵、酒蔵、広場などでいろんなイベントが開催されてます。

今回はワークショップもみんな企画していまして、オルンも小さな手織機でコースターとか作ろうかなって思ってます。
オルンのワークショップ開催日は 3(日)、4(月)です。
土曜日はワークショップの練習をしてるかもしれません。
時間は適当です。

有鄰館・ものづくり展
「桐生てぬぐい」のてっぺいさん。イケてる職人。
イケてるポスターは根本さん。
最近、藤井さん(パンセギャラリーの)とか、根本さんとか、グラフィックの能力が高い人がどんどん桐生をよくしていることについて、非常によろこばしいと感じています。
そういえば11/3は根本さん、あめんぼの朗読会を伊東屋コーヒーさんでやってますね。
そういえばあやめちゃんが朗読するんですね。
みんながそれぞれ頑張ってる。
桐生だからやっぱり繊維関係の作り手が多い。
そこに美味しいコーヒーやクッキーも。
さらには例の衝撃的な味覚の感動「こめぞうくん」も。
食べたらわかるさ。

レンガ蔵では刺繍組合もやっていて、大澤紀代美さんの作品もあります。
最近テレビで特集を組まれてすごく話題の大澤さん。
自分の哲学がある方なので一見近寄りがたい雰囲気を感じるかもしれません。
でも大澤さんこそ「人を年齢や立場で判断しない」ヒトです。
おたがいの本心を打ち明け合ったのはもう10年くらい前になるんだな。
真剣で温かくて(熱くて)素敵な女性です。

「桐生ファッションウィークは 有鄰館を中心に、でもここ以外も街中で楽しいイベントをやっています。
桐生の街に興味がある人にもおすすめのシーズンです。

それと11/3は桐生織物組合主催「桐生きものの日ワインパーティー」です。
ぼくは主催者側として(しかも司会…)、しのさんはお客さんとして参加してます。
今年はみなさんの頑張りの甲斐もあってチケットもよく売れているらしく、ぼくたち桐生織物組合内地青年会、がんばりどころです。
実行部隊である青年会のメンバー現在5人。来年4人!
がんばれ、自分たち!
そろそろきついぞ。笑

11月9日(土)は「群馬県立日本絹の里」という立派な施設でオルンの仕事についてお話をしてきます。
「絹の里大学」という10回講座で、各分野の専門家や作家さんがお話しをするらしく、他は大学の先生などばかりで、はじめはさすがにお断りしました。でもぼくたちも知ってもらうことが大切、と気づいたのでお受けしました。
テーマは「織物で日々の暮らしを彩る」です。
オルンのテーマそのままです。

どんなことを考えて仕事をしているのか。
どんな織物をつくっているのか。
最近人気のhecco(大人のためのへこ帯)の帯結びとか、半巾帯の結ばない結び方とか、着物を楽しむ今の人たちのこととか。
かっこつけずに、等身大のぼくたちを伝えられたらいいなと思っています。
絹がいかに素晴らしいか、歴史と伝統を守る!とかではなく、現在進行形の小さな織物業のリアルな話になると思います。
質疑応答で盛り上がったらすごくいいんだけどな、と期待してます。

11月10日(日)は富岡おかって市場での第十九回「動楽市」です。
春にはじめて出展することができて、そのときは天気も、雰囲気も、他の出展者や運営スタッフの方々も、どれもが優しくておだやかだったなあ。

このクラフトフェアは食事のレベルもすごく高くて、仕事じゃなきゃ飲んでます。ビール。
会場:富岡市役所前広場(しるくるひろば)おかって市場 他 
住所:群馬県富岡市富岡1450
時間:10:00~15:00

動楽市 2019 ポスター
味わい深いイラストがすてきです。
動楽市 オルンは丸で囲ったところ。お隣りのお隣りは前回、鳥の切り絵を買わせていただいたryoko maeshimaさん!。
動オルンは丸で囲ったところ。
お隣りのお隣りは前回、鳥の切り絵を買わせていただいたryoko maeshimaさん!。

11月16日(土)~24日(日)の期間限定で東京の着物屋さん「くるり」で「桐生展」が開催されます。
場所は東京駅にある大丸東京店10F「くるり東京 大丸」
もうすぐブログで情報公開するみたいです。

11/28(木)~12/8(日)は わびさびやさんで「OLN展 2019 AW」です。
なんやかんやあってもちゃんと今回も新作用意してます!
今年も自信作がいろいろ。

ブランケットストール OLN
「ブランケットストール」

ヨコ糸は織るたびに色とか素材とか配分とか全部、変えてます。
織り場でどんどん決めていきます。なので同じものはひとつもないです。
肩にかけたり、首に巻いたりするのはもちろんだけど、
膝かけにしたり、ソファーのカバーっぽく使ったり、
いろいろと家の中でも使ってもらいたくて作りました。
だから名前が「ブランケットストール」。
素材はタテは綿。ヨコはウールとかいろいろ。

loop
「loop」

「ループ」という名前の巻き物です。
素材は綿×ウール系。
ちょっとだけひねりの入った織物です。
オルンの新しい定番品です。

綿ウールのへこ帯

hecco [happa]
happa & tiramisu border ネイビー系
こちらはミモザ系

大人のためのへこ帯「hecco(ヘッコ)」シリーズに秋冬にぴったりのウール系モコモコタイプが加わりました。
着物サローネでもお客さんの反応はとても良く、オーダー頂いた小売店さんでもお取り扱いが始まっています。

クラッチやカードケース

オルンの織物を使った新しいバッグ類も登場します。
まだサンプルの段階ですが、すでに気に入ってます。
昨日は上の写真のクラッチを持って銀行に行ってきました。
これならセカンドバッグとは言われません。
安心して下さい。

それとたまに聞かれるのがこのエプロンの画像。
日本百貨店にほんばし總本店限定です。
オープン記念企画で作りました。

ネイビー系
ミモザ系

このエプロンもすべて一点物です。
これはオルンショップでも売っていなので、日本橋の室町テラスまでおでかけください。

さて、ようやく月刊OLN11月号もまとめの時間です。

濃いです。
毎日が。
25歳くらいからいまだにずっと濃いです。
一年なんてあっという間だねって、ずいぶん感じてません。
毎年いろんなことをたっぷり経験してます。
しかも井清織物に入ってからは必死さが違います。
でも要領がわるいので進み方はゆっくりみたいです。

仕事を通して素敵な出会いも増えてます。
みなさんからいろんな刺激と影響をいただいてます。
なんかそういう「いい感じ」を、ぼくたちも仕事を通して表現していけたらいいなあと思ってます。

それではみなさま、よい11月を!

月刊OLN10月号

消費税が10%に上がった日の朝。

今朝散歩をしようと家から出てたとき、ウチの工場や近所のおうちの屋根の上にはみごとに真っ赤な朝焼けの景色が!
感動しながらすこし歩いたところで「やっぱりこれは撮らねば!」とスマホを取りにいったん帰宅して再出発しました。
それはもうワクワクしました。
このあたりでは一番見晴らしがいいと思われる
桐生川の土手(いつもの散歩コース)まで行ったところで、あれれ?
見事な朝焼けショータイムは数分前に終わっていたようで、そこにあるのは見慣れた朝焼け…。
せっかくスマホを持ってきたので一枚だけ撮りましたけど。
この月刊OLNの画像にしようと楽しみだったのに。
きっとみんな「おーっ」となるはずだったのに。

“月刊OLN10月号” の続きを読む

月刊OLN9月号

みなさんこんにちは。
やっぱり9月といえどもまだまだ暑いです。桐生は。
先日京都へ出張にいってきましたが、さらに暑かったです!
でもいい出会いや発見がいくつもあり、いい時間を過ごせました。

ところで。

「SNSって疲れるな。なんでだろ?」
「自分って大したことないのかな?」
という二つが気になってずっと考えていました。

「大丈夫?ノイローゼ?」と心配されそうです(笑)。

でも最終的にはどちらの悩みも原因は同じで
「理想が高すぎた」だけのようです。
それがわかったおかげで、今はスッキリしています。

“月刊OLN9月号” の続きを読む

月刊OLN8月号

8月にはいりました。
日照時間が少ない!と心配していたのも何のことやら。
梅雨が明けるといつもどおりの「異常気象的熱帯」がやってきました。

本日8/2は母の誕生日でもあります。
おかげさまで父も母も健在ですが、
14年前、親孝行(とりわけ父に対して)をしたいと突然思い立って帰郷したのですが、
実際はそれほど優しくしてあげられていません。
毎日一緒にいると案外難しいものだと、割り切っているところもあります。
おなじような思いをされている方も多いですかね。

“月刊OLN8月号” の続きを読む

月刊OLN7月号

みなさんこんにちは!
いかがおすごしでしょうか。
私たちのいる桐生市では少しずつ湿度と気温が上がってきました。
朝の散歩をしている桐生川沿いの土手からの景色も緑の色味がぐっと濃くなっています。
高い湿度のせいで鼻で大きく息を吸ったときの
「夏が来る!」という気配(ちょっと怖さもあり)がすごいです。

“月刊OLN7月号” の続きを読む

上質な綿麻素材のhecco「raita(ライタ)」

「hecco(ヘッコ)」について

heccoは大人のためのへこ帯です。
へこ帯ですから帯結びが分からなくても
ちょうちょ結びができれば大丈夫です。

慣れてきたら半分に折って
半幅帯のように締めてみても素敵です。

浴衣の帯としてはもちろん
単衣のきものに合わせられます。

“上質な綿麻素材のhecco「raita(ライタ)」” の続きを読む

毎日履きたくなる「雪駄・草履」

〇「Ketoy(ケトイ)」さんのこと

ケトイさんは浅草で和装履物を製作し続けている(株)堀越さんのブランドです。
立ち上げたの当時30歳前後だった堀越圭介さんです。
履物のプロデューサーであり、デザイナーであり、すげ職人でもある圭介さん(だけでなく代々)は
「デザイン、素材、履きやすさ」にずっとこだわってきました。
そんな圭介さんがケトイとして作るオリジナルの草履は
どれも可愛らしさと格好良さが絶妙なバランスで表現されています。
なので洋服しか着ない人も「履いてみたい!」と思わせてくれるのです。

“毎日履きたくなる「雪駄・草履」” の続きを読む

月刊OLN6月号

みなさんこんにちは!
今回は現在進行形のものづくり、6月のイベント情報などを書いてます。
また長くなってます。お暇な時にでも読んでくださいませ。

さて、ただいま新しい織物に挑戦中です。
絹の半巾帯の別注品。
大島紬にも合わせられ、プラスOLNらしさも感じられる、そんな織物。
4月からいろいろと試作を繰り返してきました。

“月刊OLN6月号” の続きを読む

月刊OLN4月号

月刊OLN4月号です。

みなさまおはようございます!
本日は4月6日。4月の第一土曜日ですのでOLN shopやってます。
春っぽいバッグとか、帯とか、新作も少しずつ並んでいます。

ショップに誰もいない時は工場で作業(筬抜き)をしていると思うので
そちらを覗いて、声をかけて下さいね。

今回のブログ記事はこちら。

(3月のふりかえり)
「OLN shop」
「銀座伊東屋 Next Crafts Generation [kanto11]」
「東京カジュアル着物展」
「creema×二子玉ライズ」
「おでかけ群馬」
「群馬県PR動画 私の絹物語」

「4月の予定」

です。
お時間のある方はOLN/井清織物の報告にお付き合いください。

“月刊OLN4月号” の続きを読む

オルンの活動について

珍しい糸を繰る

OLNについて説明を求められたとき私たちはいつも「OLNはブランド名であり、活動名でもある」と伝えるようにしています。
しかし「ブランド名」というのは意味がすぐに分かると思いますが、「活動名」とは何のことなのかピンと来ないかもしれません。
ですので今回はその「活動」とは何のことなのか?を書いてみようと思います。

まずその活動の目的は
「自立した織物業になること」です。

“オルンの活動について” の続きを読む

2018-10-27.28 「creema craft caravan 桐生」あとがき

2018-10-27.28 「creema craft caravan 桐生」あとがき

creema craft caravan 桐生からもう一週間たってしまいました。

前日の搬入や当日の雰囲気を伝えようと、facebookにアップするつもりだったのですが、会場には終日多くのお客さまが見えていたのでそんな余裕はなく、気付いたらもう一週間です。

今回のイベントを通してオルンとして、そしてぼく個人としても、
いろいろと感じることがあったのでバーっとまとめてみました。
“2018-10-27.28 「creema craft caravan 桐生」あとがき” の続きを読む